最近の十八番はシンデレラ・ハネムーン。
そこは著名人も御用達で、よく男性が口説くために使うお店でもあるらしい。
お店に続く階段を昇る最中にふっと香るスカルプチャーの匂い。
あ…懐かしい…
昔流行って私も好きな男の子にあげたなぁ…と思いながらお店のドアを開ける。
時間も早かった為か私たちの先にはアベックが一組だけ。
お互いが見えるカウンター席に案内されてオーダーをとってもらう。
2回目なのに顔を覚えていただき、とても嬉しい。
料理は言うまでもなく美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまうのだ…てへっ☆
そうして1時間もしない内にお客さんがどんどんきて、店内はほぼ満員に。
満員にも関わらずその中で冒頭のアベックが一際目立つ。
まず二人の年齢差。
気をきかせて見積もっても20は違うだろう。
若い可愛い女の子に白髪の男性はデレデレ。
幸い?女の子の方も満更ではないみたいで、二人の距離はどんどん縮まっていく。
最終的にはお互いの息がかかるような距離にまで。
WAO!
嫌な雰囲気ではないものの、こちらとしては少し見るに耐えない部分がある。
女の子は今時の雑誌に載るような可愛い娘、に対して男性はいわゆる一見お洒落に見えるだけの服。
まぁ服の好みは色々ですからそこは良いとして。
普段どんなに会社で崇められたり威厳がある人も、若い娘を前にするとこんなにも鼻の下が伸びるのかと…。
更にその男性は女の子に良いところを見せたいのか超猛烈『俺』アピール。
合間合間のさりげないボディタッチにもぬかりがない。
品のない『俺』アピールにうんざりしつつも料理にも夢中になって、そろそろトイレットタイム…失敬失敬。
トイレに行くにはそのアベックの後ろを通らないといけない。
『ちょっと失礼』と席をたってアベックを通り過ぎようとしたその時……
あれ?
この匂い……?
……………………………
ガーン!
階段で嗅いだスカルプチャーはこの男性だったのか!
私の清い思い出のスカルプチャーをつけてるこはこの男性だったのかー!
WAO!
男性には失礼だけど、勝手に複雑な気持ちでトイレを目指す私でした。
まきちゃんぐ





