『ひょっとこ』の顔は一体いつのシーンだろう

豚の被り物(アミューズメント景品?)を被った白人の外国人が一人ニヤニヤしながら歩いてきた。
私の前を走っていた親子自転車の後ろに乗っていた少年がその外国人を怪訝そうな顔でじっと振り向き見ていた。
恐らく、
『外国人のヲタク文化もここまできたか…
ぜったい外国人の方が危ないヲタクが多いぞ!
デンジャラース!』
と思ったに違いない。
まぁそれには私も少したじろいだ。
前の人のすぐ後だったから水が全然貯まってなくて、もうそろそろ良い…かなと流してみたら結局ちょろっとしか流れなかったトイレの瞬間くらいたじろいだ。
しかし、しかしだ。
驚くことその20m程先に、まったくさっきと同じタイプの今度は猫の被り物を被った日本人がいた。
こんな偶然あっていいのか!!
そうだ、つい今しがた豚の被り物見たばかりなんだから少年はさぞ驚きそしてさっきの浅はかな自分の意見を恥じるだろう。
もしくは驚きのあまり前で自分を運ぶ自転車を漕ぐ母親の背中を叩き、今あったことを自分なりの言葉で必死に伝えようとするかもしれない。
それは人間の心理でもあるだろうから仕方ない。
私も吹き出しそうになったくらいだ。
しかし
少年はこちらの意に反して華麗にスルー。
…って
なんでそこ見てないねーん!!
一番大事なとこやろがーい!!
世界の隅っこで愛を叫んでいるような気分になりましたとさ。
まきちゃんぐ

